【~ヘーゲルに学ぶ~今の学びとこれからの学びの差異】
ども!皆さんおはようございます!管理人です!
今回私が展開していうテーマはこちら!
”ヘーゲルに学ぶ~今の学びとこれからの学びの差異”です!
皆さんはヘーゲルについては知っていますか?
高校倫理の授業で少し見たことがあるのではないですか?
もし、名前だけで知っていたというのであれば、それはすごく勿体無いです。
なぜなら彼は私たちにこれから必要な学びを教えてくれるからです。
さて、前置きはさておいて今からどのようなことを彼が我々に教えてくれているのかについて話ていきましょう。
まず、彼の著書の”法の哲学”の一節から引用します。
『ミネルヴァのフクロウは黄昏時に初めて羽ばたき始める。』
この一節を深く掘り下げて考察してましょう。
まず、ミネルヴァです。彼女はローマ神話の女神であり知の神と言われています。
そしてこのフクロウはミネルヴァの使いであり、知恵の象徴として崇められています。
そして、なぜ黄昏時なのか?というところにも注目すべきです。なぜ、黄昏時(夕方時)なんでしょうか?別に朝だっていいのではないでしょうか?
ここが、この一節のキーポイントとなるところです。
このフクロウという鳥は夜行性で夜にしか飛ぶことができません。つまり知恵の象徴であるフクロウは夜の世界しか見えないのです。
そして夜の世界よりも朝の世界の方が新鮮で新しいです。しかし、フクロウはそれだけ早くても夕暮れ時しか見れないのです。
ここに現代の私たちと似たような部分があり、核心を得ている部分です。
知恵の象徴。いわゆる大学、哲学、学問というものは全てが後追いである。ということを彼は伝えたかったのです。
そして我々がどのような視点から学びを見ていけば良いのかということを問いかけています。
それは朝であり、昼です。
今の学問が見えていない部分。我々が知る前の学問や哲学がそこにはあります。
それこそが夕暮れ時という遅い時間に飛び立つのではなく、朝に飛び立つただ1つの方法なのです。
そして我々が朝飛び立ち朝の世界を見るための方法があります。
それは、研究です。
研究というのは今まで世界がきずかなかったことを明らかにして世界に発信し新たな学説を立てるというものがあります。
これは、研究した本人しか見たことのない世界があり、いわゆるそれがこの話でいう朝に直結します。
しかし、この朝日を一度見たからといってその朝日を永遠に見ているわけにはいきません。
それは、今見ている朝日はいづれかは誰かの夕暮れになるからです。
つまり我々のこれからの学びは常に新しいことを生み出し続ける研究と何か独創的なものを創造するクリエイティブさというものが必要になってきます。
ぜひ、今この記事を見ている人も自分が今どの時間の世界を見ているのかを明らかにし、そのようにしたら朝日を拝むことができるのかを考えてみましょう。
と、いうわけで今回は、”ヘーゲルに学ぶ~今の学びとこれからの学びの差異”というテーマで話を展開していきました。
いかがでしたか?皆さんが見えなかった世界がそこにはあったと思います。
それよりも、我々が今まで見てきたものや、学んできたものが過去の人々の見ていた朝日だったということを知るいい機会だったでしょう。
どう今を生き、未来をどう創造していくのかはあなた次第なんです。